ナノバブル発生装置 ナノアクア
ナノアクアは、非常に微細な気泡[ナノバブル]を液中で発生させる装置です。通常の気泡は発生後すぐに水面へ浮上し外部に放出されてしまいますが、[ナノバブル]は浮力の影響を極めて受けにくく、水中に長期間溶存することができます。これにより、例えば溶存酸素量が非常に高い溶液などを作ることができ、生物活性作用など様々な可能性が生み出され、多分野における新たなニーズの開拓が期待できます。
ナノアクアが生み出すナノバブルとは?
一般的に、マイクロメートルオーダー(10-6メートル)の気泡をマイクロバブル(一般的には直径1~50μm程度)、それらの気泡より小さなナノメートルオーダー(10-9メートル)の微細な気泡がナノバブル(10nm~300nm)と呼ばれています。ナノアクアではそのナノバブルを生成する事ができます。
ナノバブルだからできること
洗浄
10億分の1メートルという微細なナノバブルゆえに、マイクロバブルでは入り込めない隙間に入る事ができ、そこにある汚れや臭いの元を吸着させ、剥離します。
建物の外壁やトンネル、厨房、トイレ、バスや電車の車体、皮膚に至るまで凹凸のある所にはこのナノバブルが入り込んで汚れを剥離します。
農業
ナノバブルに入れる気体によっては、作物の成長スピードを大きく向上させるという結果が実証されている。
水産業
魚の輸送時に酸素ナノバブルを使用する事で、鮮度の維持が期待できるため、これまで配送不可能だった地域への供給が考えられる。
畜産業
水分補給に使用することで、生理活性の向上や感染症の防止に繋がる。これにより、抗生剤などの薬剤を必要としない畜産業の実現が期待できる。
食品加工
ナノバブル化されたオゾンを含む水は一定期間除菌効果などを持続できる。
※期間は濃度によって変動します。
工業
ナノバブルは摩擦抵抗を減らす事が出来るため、工業系の生産現場や工場などにおいて、様々な省エネルギー化が期待できる。